渋谷駅周辺部における大規模再開発に伴い、2009年から開催されている、渋谷駅とその周辺をフィールドにしたアーバンエキスポ『shibuya1000』。多くの若手クリエーターがそれぞれの視点から渋谷の魅力を伝える、渋谷の都市を会場とした都市展である。第３回の2011年は、副都心線開業・東横線地下相互直通運転を控え、新たに整備された渋谷駅地下コンコースをメイン会場とし、900φの柱と同一寸法の紙管を林立させることで、駅空を展示空間へと変える試みを行った。35本の円柱が立ち並ぶ風景の中で、来場者は覗いたり、見上げたりして「渋谷の魅力」を発見することができる展示計画である。なお、設営に用いた紙管は会期終了後全てリサイクルされている。（栃澤麻利）

公式サイト「shibuya1000」

所在地：東京都渋谷区
用　途：展示（会場構成）

建　主：shibuya1000実行委員会
設　計：SALHAUS
　担当：栃澤麻利、日野雅司、安原幹、北尾一顕、檜垣幸志、田中邦幸

施　工：ブ・レスコーポレーション

location：Shibuya-ku,Tokyo

main use：exhibition